お疲れ様です。
今日の過去問解説は解説も何も
単なる暗記、読み物レベルです。
ちゃちゃっと覚えて次いきましょう。
早速表題の件ですが
問い
【正誤問題】
水晶腕時計のローターと呼ばれる部品には
サマリウムとコバルトの金属化合物が用いられている。
解答:正
簡単な説明
サマリウムとコバルトの金属化合物のほかに白金コバルト等も用いられている。
ローターはクォーツの時計の電子回路と輪列のあいだにある
電子信号を物理運動への変換する部分の一部でしたね。
詳しい構造は前回の記事をご覧ください。
以上。
細かい説明
サマリウムとは
元素記号番号:62
元素記号:Sm
サマリウムはサマルスキー石から発見された
人名が元素名の由来になった初めての元素なんです。
いやいや、石の名前やん!!って思いますよね?
じつはサマルスキー石の由来が発見者であるサマルスキーさんなんです。
なんともいえない3段論法。
ちょっと親しみわきました?
用途
サマルスキーの主な用途はサマリウムコバルト磁石です。
まさしくこの過去問のための物質のようですね。
SmCo5とSm2Co17の金属化合物がサマリウムコバルト磁石です。
このサマリウムコバルト磁石はネオジム磁石の次に強い磁力を持っています。
大体フェライト磁石の1000倍相当します。
ネオジム磁石の方が安価で磁力も強いが
サマリウムコバルト磁石は高温に強い。
熱された磁石が磁力を失うときの温度のことをキュリー温度といい
ネオジム磁石は300~400度でキュリー温度をむかえ、
サマリウムコバルト磁石は700度まで耐えられます。
高温で使用する用途で用いられている。
サマリウムコバル磁石はこのクォーツ時計のローターの他にも
コンピューターのハードディスクや
電気自動車のコンプレッサー用のモーター
音響機器のスピーカーやヘッドホン、携帯電話、スマートフォンや
風力発電等の幅広く使用されています。
正しく表現すると
- 残留磁束密度
- 保持力
- 常磁性
- 永久磁石
- 電磁石
など、単位の定義なども理解する必要がありますが
簡単には磁気作用が永続するように考案された材料で
ローター作られているということです。
いかがでしたでしょうか!
今日のまとめ
ローターはサマリウムとコバルトで構成された
サマリウムコバルト磁石で作られている。
たまに白金コバルトも使う
以上ですね。
あじけねぇ。
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