簡単に考えるの本当の意味を知ってるか?

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前回、民主主義の少数派の権利について(参考:個性・自分らしさがない理由を壮大に考えてみた。多数決による弾圧、絶対王政と民主主義の紙一重について)お話ししましたが

少数派は確率論でも表すことができます。

今回はそんな少数派の権利について確率論を用いて

考えていきます。

早速表題の件ですが

簡単に考えろってよく言いますが

なぜ簡単に考える必要があるか考えたことありますか?

私はよく考えすぎだと人に言われますが

簡単に考える理由を考えた結果、難しく考えられるのです。

言い換えれば、難しい課題に対応するために簡単なに考えるのです。

樹形図で見ると

課題に対していくかの結果が想定でき、それに対する対策を考えるときを想定します。

こういった状況が考えられます。

右端の数字は想定される結果が起こる確率を表し、

2つの条件を通して結果が決まるとします。

私がよく言われる「簡単に考えろ」は

条件1で起こり得る80%起こったときのことを考えろ。もしくは

赤文字の70%の結果になった時の対処を考えろ。ってことだと思うんですね。

確かに簡単に考えていますよね。

「この課題があがったときは、この方法で大概は解決できる」

ってパターンですから。

重要なのはそこからです。

じゃぁ残り30%を考えましょう。ってなるかならないか。

言っておきますがこの状態だと

70%の確率で起きる結果の約半分の確率で

想定外の結果が出るってことですからね。

意外と危険じゃないですか?

せめて青文字の10%くらいは考慮に入れておきましょうよ。

こうすることで80%カバーできるわけですからね。

この80%の内の10%に足元すくわれては堪ったもんじゃないですよ。

それこそ準備不足です。

問題は次です。

先の足元をすくわれそうな青文字10%と同じ確率の選択肢が

残り2つ残っています。

さきほど、準備不足の恐ろしさを思い知りましたよね。

この残り20%も怖くないですか?

「難しい課題に直面して、それを対処するがために

パターン分けして簡単に考えたんでしょ?」

わかりやすくもう一度繰り返します

「難しい課題に直面して、それを対処するがために

パターン分けして簡単に考えたんでしょ?」

簡単に考えることは

パターン分けすることで各項目を簡素化して、

それぞれを考えましょうってことだと思います

数学の授業で確率を学びましたよね?

さまざまな組み合わせを考えて、それぞれの確率を計算して

求められている確率を掛けるなり足すなりしませんでしたか?

全体の数字を母数に持ってくるがために樹形図を元に

取りうるすべてに組み合わせの数を考えましたよね。

そうなんです。

簡単に考えよっていう命題は

数学の確率論が母体にあるんです。

だからこそ全体を把握していないと

簡単に考えたことにはならないのです。

単なる準備不足に過ぎないのです。

数学も扱えない人こそ

これまで説明した簡単に考える理由を考えたことがない人にありがちなことが

これなんです。

「算数・数学なんて何の役に立つの?」

っていう人ほど算数や数学が必要な環境に置かれていないのも確かですが

それ以上に活用方法を知らないのです。

そんな人が意識高そうに「簡単に考えろ」って言うんですから

面白いんです。

意識が高い系と意識が高いのは別ですからね?

(参考:意識が高い、低いこの差はなに?

浅はかな人は上っ面しか持ち合わせていないですからね。

深みのある教えを大切にしてほしいものです。

結局のところ

簡単に考えろというのは

難しいことに直面したら

大まかにでも分類して

それぞれを個別で考えろって言うことなんです。

その結果不確定なことが少なくなり狭い範囲で考えることができるので簡単になるのです。

その分、範囲は狭くなっているので

それを補うために別の狭い範囲を考える必要もあるというのを忘れてはなりません。

これこそ、民主的かつ客観的に物事を考えるときは

少数も見なければ知見は偏り、

足元をすくわれかねないのです。

ぜひご参考に。

きょうはこのへんで

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