勉強の正体とは?何のためにするのか。書評『勉強の哲学 来たるべきバカのために』

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書評

お疲れ様です。

久々の3日連続ブログ更新ならず。

思いがけぬ急用が、ブログ更新には痛いですね。

忙しくてブログが書けなかったのですが

自分の時間も確保できないような働き方をしていてはいけないと

危機感を感じ、勤務時間中に仕事をほったらかして

ブログを書くことにしました。笑

仕事に嫌気がさしたら、ブログを書く。

ブログに行き詰れば、仕事に戻る。

ま~なんて佐藤って器用なこと。笑

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早速表題の件ですが

「勉強ってなに?」
「何のために勉強ってするの?」

一度はこんなこと考えたことあるいんじゃないでしょうか。

特に大人になって何かを学ぼうとすると

「テキスト読んで、問題を解くだけの単純作業じゃん。」

って感じたことありますよね。

今日は勉強の正体について哲学的な答えを与えてくれる本を紹介します。

勉強の哲学 来たるべきバカのために

私が去年、この本を手にしたときは

『東大・京大でいま一番読まれている本!』

なんていう帯はありませんでした。

当時は

思考の整理学

この文庫本に同じ帯が付いていた気がします。

とはいってもこの思考の整理学は1986年に発刊された本なので

30年以上東大・京大で売れていたベストセラーのようですね。

そんな積年の強敵を凌ぐ勢いのある本が

今回紹介する勉強の哲学です。

勉強するとノリが悪くなる?!

学生時代、頭がいい人って

みんなで騒いでいても、そこに参加せず、

自分のことをしていた人っていましたよね。

そのほかにも、

いつものメンバーで集まっていても

「なんだか違うなー」とか「最近楽しくないなー」って思えてくることって

経験ありませんか?

この本の切り口は哲学なので、

自分と他人の関係から勉強の正体を紐解いていきます。

今いる環境に違和感を感じてから、勉強したあとの自分がどう違うのかを

説明してあります。

「美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。」と、

オードリーヘップバーンの名言にもあるように

使う言葉が違えば、人は変化します。

勉強をすることで、新しい視点で世界をみて、

新しい言葉を身につけ、自分が変化します。

この変化こそ、

みんなで騒いでいても、そこに参加せず、

自分のことをしていた人の状態です。

こうしてノリが悪くなっていくのは学んでいる証。

学習範囲が終わってると、もと居た環境をより俯瞰的に、多角的に

見ることができ、自分が進化した状態で環境に戻っていく。

これ勉強の正体というのです。

言い換えると、同調圧力で回りに流されていた過去と

疑うべきことは疑い、自分で判断することができ、周りにも指摘ができるようになることです。

「受け入れずして思想をたしなむことができれば、それが教育された精神の証である。」

とギリシャの哲学者アリストテレスは言います。

鵜呑みにするのではなく、咀嚼して、確認する大切さを教えてくれます。

おそらく、この本を読み終わったあとに

この記事を読み返すと納得できるでしょうね。

私なりになるべく簡単にまとめましたが、

納得いってないですもん。笑

いかがでしたでしょうか

佐藤は今までに勉強方法や自己啓発の本を好んで読んでまいりましたが

勉強方法は具体的な内容に対して、

自己啓発は抽象的な内容です。

この本はこの具体的と抽象的な内容の間を

客観視したような視点で描かれています。

もくもくと読める本ではありませんが

内容にしては分かりやすく書かれています。

ぜひ一読ください。

この記事を読んで

「へぇーこんなものあるんだー。」

って感じましたら

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泣いて喜びます。

今日はこの辺で!

バカと聞いて、この本を読みたくなったのは、また別の話。

書評
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