この時期になると
「就職前に読んでおいた方がいい
本はありますか?」
ってよく聞かれるので
転職と独立を同時に体験した私が
社会人1年目に
読んでおいてよかったと
今でも実感する本をご紹介します。
早速表題の件ですが
今日は5冊まとめて紹介したいと思います。
この5冊は
わりと有名で一般的な本なので
わざわざ紹介するほどではないと思いますが
これらの本から大切だと感じたことは
メモに残して
いつでも見返せるような状態にしておいて
肝に銘じるくらい
自分の血肉にしてもいいと
私自身、感じています。
トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな
この本を1冊目に紹介したかった理由は1つ。
世間の「若いから苦労は買ってでもしろ」
っていう世論を
真っ向から否定するものだからです。
このブログの
「自戒」の分野でもお話していることは
この本の影響を受けています。
2005年くらいまでは「年上から教えてもらう時代」だったけど、
今は完全に「年下から教えてもらう時代」になっている。アプリ、音楽、コンテンツ…etc
こういう時代に大切なのは「年下にも年上にもフラットに接することができるコミュニケーションスタイル」を築くこと。
— PuANDA (@shoichirosm) December 6, 2018
よく会社説明会などで
「社会は目まぐるしい速度で変化し続けている
弊社はそれに対応するべく…」
っていうセリフをよく耳にしませんか?
そうなんです。
目まぐるしい速度で変化しているんです。
仮想通過の流行もそうですし
Pay Payを台頭するキャッシュレスの動きなど
ここ1年、半年以内に
どれだけ社会現象が起きたでしょう。
そしてどれだけの流行が廃れていったでしょう。
そんな変化し続けている社会を構成する各企業が
ずっと経験だけを頼りに
仕事をし続けていたら
時代遅れになってしまうのは明白でしょう。
年上の人には長年の経験という
武器があるのに対して
若年層には新しいことに対して敏感な
吸収力が武器になります。
それぞれの武器を合わせて
世代を越えた
フラットな会話がなされれば
会社は時代遅れにならないかもしれません。
しかし、現実には
こんな会話は
ほとんどなされていないですよね。
『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな』 は
こんな世代間におけるギャップを示唆して
今の20代がどうあるべきか、
何をすべきかを
教えてくれます。
会社で求められている特殊なことも重要ですが
社会が求めている普遍的なことがなにか、
そして自分の会社で求められていることとの違いを
知っておく、または区別しておくのは
とても重要なの事です。
「さよなら会社、こんにちは社会」という
私の好きな言葉は
まさしく、この違いを知ることに
繋がります。
普遍的なことをしっていれば
食いっぱぐれることはないでしょう。
経験という個人の偏見でつくられた
主観的な常識に
振り回されるないようにする予防線を
社会に揉まれきる前に
身につけましょう。
その判断材料に
なりうる1冊です。
センスは知識からはじまる
私が尊敬して止まない
水野学さんの著書です。
私自身、
中学生の頃までに
この本を読んでいたら
ここまでひねくれた性格には
ならなかったんじゃないかと
思える一冊です。
タイトルの通り
センスの良さは
知識次第なのです。
以前投稿した
にも記しましたが
良し悪しの両方をしらないと
自分にちょうどいいものなんて
分かりやしないのです。
その根拠や、考え方について
書いてあります。
センスを体現するのがデザインであり、
アートは自己表現であることを
思い知らされます。
20代で知っておくべき「本当の教養」を教えよう
なにかと意識が高いと
揶揄されがちな
千田琢哉先生の1冊ですが
この本は
『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな』
の教えを
具体的に解説してくれます。
学生を卒業して
社会人になったけど
学ぶことって大切だな。
って実感させられる1冊です。
それどころか、
学生時代に学んだことを振り返って
自分になにが足りないか、
今後何を学ぶべきかを
教えてくれます。
マナーや学問についてはもちろん
顔つきや、恋愛、人生が
教養とどう関係するかも
説いていて
ここまで具体的に教養を語っている本は
数少ないでしょう。
社会人1年目からの仕事の基本
これは学生向けに
社会人としての当たり前を
やさしく書いてくれている
1冊です。
正直なところ、差し障りのないことしか
書いていないのですが
仕事の仕方を何も知らずに
会社で仕事を任されたとしても
この本の通りにしておけば
先輩が
「うちでのやり方はこうだよ。」
って教えてくれるような
行動の仕方がまとめてあります。
「なんだ、そんなことか。」
とも捉えられる内容ですが
主観に過ぎないか
本で根拠を得ていることかでは
雲電の差があるので
読んでおいて損はありません。
サイズも幅が狭い
スリムA5サイズなので
持ち運びが楽です。
この『「やるじゃん。」ブックス』シリーズは
他にも新聞の読み方や
マナーについての本もあるので
シリーズで読んでみてもいいですね。
できる人の仕事のしかた
「できる人の◯◯」シリーズは
日本に限らず世界で共有されている
ルールについて書かれています。
このシリーズのいいところは
内容の構成が単純です。
ルールを50近く紹介してくれるのですが
一つ一つを見開き1ページでまとめるうえに
具体的に説明してあるのです。
1日1ルールで読んでもいいレベルです。
『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は”残業”するな』
でも申し上げましたが
所属している会社でしか通じない
ルールを覚えるのではなく、
ほかの会社でも通用する内容と
自分の会社との違いを理解したうえで
会社のルールを守るのが
もっとも賢いです。
なぜなら1つの会社だけで
取引が成り立つことなんて
そうそうないからです。
取引する時点で
相手がいて、
その人は他の会社のルールにのっとって
行動しているわけですから。
自社のルールが社会の常識と思ってはいけません。
その違いを思い知らされる1冊です。
この5冊を読んで
いかがでしたか?
ちょっと焦りを感じたりはしませんでしたか?
正直、この5冊を読んで私は
「今の自分なんかで
恋愛なんかしている場合じゃねぇ」
って思ってしまいました。
それと同時に
仕事について考えるのはもちろん
ライフワークバランスについて
考えさせられます。
これらの本を機に
就職前に、1年以内に
自分を見直してみるチャンスだと感じます。
ちなみに、
その考えたことをしっかりと
記録しておくことをお勧めします。
ぜひ、これらも参考にしてみてください。
この記事を読んで
「へぇーこんなものあるんだー。」
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今日はこの辺で!
コメント
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