学ぶ=学校だけじゃない。今のファッションの専門学校って…

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佐藤の奇行

お疲れ様です。

令和の虎に出演したことで聞かれたこと1位は

「どうやって時計の修理技術を学んだの?」です!

もちろん、独学です。

独学といっても、時計屋さんで販売のアルバイトしてて

他部署にいる、修理士さんに質問して知識を得ました。

質問してきた人は大概、合わせて

  • 時計学校に通ったの?
  • 修理会社に勤めてたの?

って聞かれるのですが

学校で学んだところで、その技術を活用してる人は少ないし、

雇われ修理士自体、給料少ないし

時計屋さんのアルバイトも学生時代のアルバイトを

本業がありながら副業で手伝っていただけです。

おそらく、その時計屋さんも

佐藤が自分で時計屋さんを営むとは思ってなかったでしょうね。

っていう妙な人生を送ってきた31年目の佐藤でございます。

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。さて

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早速表題の件ですが

2022年末に、とあるファッション系教育機関で教務的な仕事を退職したのですが

「SNSや個人ECのプラットフォームが発展する現在に

ファッション系の専門学校に対応できていない」

と体感してしまいました。

どんなカリキュラムを作ったとしても

担任や講師に向けられる質問は

「それを学んで、何の意味があるのですか?」

この質問はかなり的確ですよね。

学生側の学習と講師側の指導目的は

明確で悪いことはありませんから。

この質問には定番の答えがあります。

「知っておくことで、この業種や職種で役にたつ。

卒業後の進路の幅が広がるよ!」

ってことなんです。

とりあえず学校に通っていて、

目標や、やりたいことなどを自問自答できない学生には

これ以上にない優しさですよね。しかし、

やりたいことが明確で、それが個人事業に近い職種であればあるほど

これほど余計なお世話な授業はありません。

知識の因果関係や繋がりなんていくらでも論理づけることができますから

表面的に納得させることはできます。

とは言い切ってみるものの、

自分で何かを成し遂げようと、覚悟ができている学生は

無駄な知識などない。

どこかで得た知識が、思いがけない場面で役立つ可能性があるから知っておく。

という姿勢があることも事実です。

そういった方は学校に通うことに向いているかもしれないですね。

サンプル数が1の話ですが

私は前述したような、模範的な学習姿勢ではなく

必要なことがあれば、その都度学ぶ。

なぜなら自分に必要なことなんて

あらかじめ分かるわけがない。

「自分の人生をコントロールするほどの力はないし、

自分の想像以上のできごとが起きてほしいし

何より、知識体系全体を理解しているわけがない」

と思っているからです。

大切なことは、疑問に思ったことを明らかにする習慣と

疑問に応えてくれる人が周りにいることの方が

よほど重要だと考えています。

その実例が私の時計屋さんですから。

 

っていう前提で本題に戻りますね。

YoutubeやSNSやECが発展した今や、

年間100万円以上も授業料を支払ってまで

学校に入学しなくとも服作りは書籍やyoutube学べますよね。

ファッション系で物販を始めることも

ブランドを立ち上げこともBASEやShopify、メルカリでも始めることができます。

メルカリなんて偽造品と中古品を売買するだけのアプリでしょ?って

よく勘違いされがちなので、最初に説明しておきます。

メルカリで最初は古着転売などをして資金をと信頼を作って

ちょっとずつオリジナルアイテムをそこで販売し

最終的にオリジナルブランドを立ち上げるっていう方法もあるので

メルカリ、侮れないんですよ。

 

私はまだ、服を作ったことないですが

アパレル業界でマネジメント業を個人事業でやっていたり

自力でECサイトを運営をした経験で

この教育機関に入社し、

他の専門学校は何を教えているのか、

その結果どんな進路に進んだ学生がいるのか

そして、自分が勤めている学校の生徒は何を求めているのか

考え抜いた結果、

「今の専門学校は現状の社会に追いついていない」

と気づいたんです。

「たかだか勤務期間2年以内のやつに何が分かるんだ」

って思われそうですが

これが前回述べた、私のアンガージュマンのなんです。

その結果、事業計画書を作り、令和の虎に出演し、

今もなお、一人で準備していることを考えたら面白くないですか?

昔は昔、今は今。

デザイナーなど、ファッション業界の有名人って

SNSやITがない時代に実力を積み、

社会的評価を得て、今もなお影響力を持っている人ばかりです。

しかs、その有名人でもSNSのフォロワーはそこまで多くない

なんてこと、多々ありますよね。

つまり実力=フォロワー数って訳ではないと考えています。

そもそも今、有名な人って

SNSがない時代から有名だったわけですから、

SNSがある今とは方法が全く異なるわけです。

具体的に言えば、

SNSがない時代は、

  1. 企業で経験を積む
  2. デザイナーと師弟関係を結ぶ
  3. フリーの活動で評価を得る
  4. 有名になる

といった方法しか基本的にはありませんでしたが

SNSがある今日では、

  1. 学びながら情報発信
  2. 自己表現を継続して
  3. 有名になる or 販売がスタート

って感じでフォロワーに共感さえされてしまえば

在学中に起業することが可能です。

では、

在学中に起業をするのに必要なこととはなんでしょうか。

マイルストーンやKPIはどのようなものがあるでしょうか。

答えは、「ありません」

王道ルートっぽいのはありますが

それに再現性があるわけでもありません。

当時の上司に、在学中起業を目指す学生のカリキュラムとして

何が重要か、どのようなパターンが多いか聞いてみましたが

「偶発的」という答えが返ってきました。

そんなこと誰でも言えんねん。

わざわざ在学中のブランド発足を打ち出している学校が

要因は偶発的、なんていったらあかんねん。

なんのためのカリキュラムやねん。

何をもとにカリキュラム作ってんねん。

ってなりますよね。

これは実際、同業界の方に聞いても、

どの専門学校でも同じようですね。

なんなら文科省のカリキュラム認可を受けている専門学校も

起業よりも、まずは課題をこなせ。

って感じのようですね。

サブカルチャーにおいても

詰め込み型で講義形式の授業を行なっている学校ばかりですから、

商売の実践は個人の責任で勝手にやれ。

っていう感じのようです。

多様化する→複合的

私が感じた、現状の専門学校は上記のことを踏まえても

単なる帰属意識やブランドを身にまとっているだけにすぎず、

自分の活動の一助にはならないということです。

とくにファッション業界は

トレンドを取り扱う業界であることもあり

日々、変化が目まぐるしいです。さらには

SNSとの相性が特に良く、リコメンドで上がってきたブランドや製品を

ポチるまではいかなくても、フォローしてしまうことってありますよね。

こうして、昨日まで無名だったブランドが1ヶ月で売上が倍になるなんてことも

ありえてしまうのです。

実際、私が勤務していた先の学生でも

SNSでバズって有名になったり

日々の投稿で徐々にフォロワー数を増やしていって

ブランドの確立できたなんてことがありました。

それらの面白いことは

カリキュラムとはほぼ関係がなく、

「好きで作ってたら」といった

個人的な活動の延長線上であることが多いのです。

作りたい服や作りたい世界観があって、それを体現するための

技術や方法を学びに、学校に通うことは大いに効果が見込めますが

具体的なビジョンなく、通うことはあまりおすすめしないです。

「学校に通えばブランドを立ち上げられる」とか

「ブランドの立ち上げ方を学べる」といった打ち出し方をしている学校も増えてきましたが

結局、そこで聞かれるのは

「君はなにがしたいの?」

「どんなブランドを作りたいの?」

「君は何が好きなの?」

といった自問自答して導く必要があることばかりです。

これだけ選択肢と多様性が増している今、

広く一般化された方法に合う人って逆に少なないと考えます。

要するに多様化する→例外的な事象が増えるとも考えられるわけです。

この前提を考えると

今のファッション業界で起業するなら

専門学校に勤めている先生よりも詳しい人は実践している人であり、

今、ファッション業界で生計を立ててる人から学ぶことはあれど、

プロセスは昔と全く異なる。

だからこそ、集合知をつくるようにいろんな知識や意見が必要

って訳です。

これって専門学校でできますか?

そして多様化するニーズに対して

服を作るだけに特化した専門学校の設備でこと足りますか?

厚物や立体物を縫うような腕ミシンやポストミシンなんて

学校に備わってないですよね。

となれば、

  • 様々なものが作れる設備が整っている
  • 意見交換や知識の共有ができる
  • クリエイターを目指す仲間がいる
  • 疑問を相談できる人がいる

っていう環境が必要な訳なんです。

これは今の専門学校にはできない内容ばかりで

形式化されうるものでもないと思うんです。

多様化することで予想がつかないようなブラックボックスが増えているのですから

「自由な活動の中で、行き当たりばったりでもいいから歩みを進めていく」

これこそが自分らしさの体現方法かと思っています。

 

私が尊敬する人がこう言ってました。

「今の時代、ファッションに関係ない人がデザインするから面白い。」

現在、活躍しているファッションデザイナーやスタイリストは

建築家やグラフィックデザイナーだったり、それらに造詣が深い方が多いんです。

となると、ファッションだけ学んでるのが怖くなりませんか?

これこそが多様性です。

だからこそ、曖昧さが許される環境が必要なんです。

偶然の産物でもいいんです。

提供役務がないような一見、無責任と思われるような場所でもいいから

自由な場所があってもいいんです。

これがシェアリングエコノミーの片鱗かもしれないですから。

私が思い描くシェアアトリエは

これを実現させる、サブスク的なサービスなんです。

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