時計屋の店員がやっている電池式時計の時間調整方法!メンテナンス次第で電波ソーラーと変わらない精度に!

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モノ選び

こんばんは。

今日も時計を売ってきました佐藤です。

たまにクォーツ(電池式)のアナログ時計を

日本標準時間に、秒単位で合わしてくれ!

って頼まれるのですが

めんd……、じゃなくて

あれほど楽しいことはないんですよね。

なんなら、楽しいから自分でやってみ!って言いたいほどなんです。

わざわざそれだけの理由で時計屋くるのも億劫なので

超正確な時間調節方法を、お紹介しちゃいます。

早速表題の件ですが

①秒針が0秒になった瞬間に竜頭を引きます。

②日本標準時間を確認します。(私はTime.isを使っています。)

③時計を6分後に合わせてから、逆回しで1分後の分数に合わせます。

この時間なら21時09分に針を一度あわせて、

21時04分のインデックスに逆回しでしっかり針を合わせましょう。

(しっかり、針の中心とインデックスを結んだ線に合わせます。)

④Time.is が21時04分00秒になったと同時に竜頭を押します。

以上です。

別に特別なことではありません。

1,2分時間調節に費やすだけです。

時計の構造的に0秒で合わせるのが肝なんです!

なぜ0秒で合わせるのか…

一般的なクォーツ時計は秒針は1秒ごとに動きます。

それと同じで分針(短針)も1分ごとに動くと思いきや

違うんです。

実は15秒ごとに分針がすこしずつ動いているのです。

(写真にあるTIMEX WEEKENDERは10秒ごと。)

円の角度360°÷60(1時間=60分)=6°(0分と1分の角度の差)

00:00(00分00秒)から1分間の針の動きは

00:15のとき、1,5°

00:30のとき、3.0°

00:45のとき、4.5°

01:00のとき、6.0°

以上のように4段階を経て1分を推移します。

15秒ごとに1.5°動くと言われても

そんな細かい角度調整できます?

コンマ5ですよ?!

目盛りがあっても無理ですわ。

だからインデックスと針を結ぶだけで済む0秒の時に合わせるのです。

ぜひ暇な時に、揺れない場所(電車乗っている間とかは無理。)で確認してみてください。

飽くまで一般的なクォーツ時計の話です。

グランドセイコーとかになるとまた別です。

これを毎日やってあげるだけで

電波時計や標準時間と1 日にコンマ何秒差しか

生まれません。

めんどくさいと思った方は…

諦めてください。

自分の仕事や生活で1秒でも狂っては困ることってあります?

日本の電車の運転手でもそこまでしてませんし、(と聞いたことがあります。)

それでも困るのであれば大切に毎日、時計を合わせてください。

高価なGPSや電波時計であっても

標準時間とはコンマ何秒かの差が生まれ、

メーカーによって異なります。

その2つであってもデータを受信できなければ、

単なるクォーツ時計と同じ精度ですからね。

それに、デザインが限られて自由に選べないですし。

毎日合わせると、次第に愛着湧いてきますよ。

革靴を手入れするのと同じで

最初はめんどくさいと思いがちですが

道具は使ってなんぼですから。

ちなみに…

日にちや曜日が表示されるアナログ時計は

22時ごろから3時までの間にこの作業を行わないほうがいいです。

精度の高い高価な時計だと00時00分になった瞬間に

日にちも曜日も切り替わるのですが

一般的なものはこの時間帯にじわじわと切り替わります。

このとき、時針、分針、秒針、日にち、曜日の歯車が噛み合って

動いていますので

下手に力を加えたり動きを止めたりすると

噛み合わなくなり恐れがあります。ご注意を。

今日はこの辺で。

※時計の正しい扱い方を紹介してはおりますが

ブランドや種類によって構造が異なります。

この記事を元に操作して壊れても

責任は負いません。自己責任でお願い致します。


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