お疲れ様です。
GW5日目を迎えました
そろそろみなさん、
連休の疲れを
感じ始めてきたのでは
ないでしょうか。
休みと仕事の緩急が激しいと
逆に疲れることを知って
2年目の佐藤です。
正直、完全な休みは10日に1日あれば
いいかなって思っています。
現にそんな働き方しています。
無駄に休日に遊ぶことがなくなり、
コンスタントな毎日を過ごせています。
早速容態の件ですが
時計の革ベルトは
・臭くなる
・縫い糸のほつれが気になる
・ちぎれる
こんなネガティブなイメージを持っていませんか
革ベルトが劣化する主な原因は
・汗による腐食
・過度な折り曲げ
この2種類です。
夏場に、汗が染みてしまったベルトをそのままにしてませんか?
更には時計を外すときに
汗で湿ってるベルトを外側に無理やり引っ張ってはいませんか?
この連続で革は傷みます。
じゃあどうすればいいのって?
Dバックルを採用するんです。
Dバックルとは
この金属のかたまりがDバックルです。
見ただけじゃ、
なにがなんだか分からないですよね。
ヒントは、開くと
こうなります。
余計わからなくなりそうですね。
簡単に説明すると
メタルベルトのバックルの部分を
革ベルトに着け加えて
輪っかにして固定してしまうパーツなんです。
よく、高級時計に付属してきます。
よく見る革ベルトの金具っては尾錠といって
画像のような針を穴に差し込むタイプが一般的ですよね。
この尾錠をDバックルに付け替えるわけです!
付け替え方
まず、赤丸で囲んだ
尾錠の付け根の
丸いくぼみを押し込みます。
今回は爪楊枝を使っていますが
ゼムクリップの先端で押し込んでも大丈夫です。
押し込むと左の革ベルトのように
パーツが外れます。
そこで先ほどのDバックルが登場です。
バネ棒とDバックルを画像の順に並べます。
バネ棒を差し込み、
バネ棒を押し込み
Dバックルを連結します。
次に、反対側を付けます。
反対側は工具は使いません。
このパーツは開くので
この開いた部分に
革ベルトを通して
金具をかませたら
装着完了です。
Dバックルを閉じるとこうなります。
Dバックルの種類
今回紹介したDバックルは
観音開きという形です。
ベルトの両側からベルトを締めるタイプです。
これに対して
片側からベルトを織り込むタイプを
三つ折りタイプと呼ばれています。
せっかく、贅沢してDバックルを付けるのですから
簡単に壊れてしまっては困ります。
無名ブランドの安物だと
バックルを「パチッ」っと留めるツメが摩耗しやすく
すぐ使い物にならなくなるモノもあります。
なるべく有名どころのDバックルを
用意した方がいいでしょう。
[セイコー] SEIKO 尾錠巾18 mm Dバックル プッシュ式 SEIKOロゴ入り 銀色
SEIKOの純正品のDバックルを
敢えて選んでもいいですね。
バンビ、モレラートという有名革ベルトメーカーからも
発売されているので
しっかりメーカーを選んで用意してみてください。
ベルトのサイズ
赤丸で囲んだ
尾錠がついていた部分の幅を測って
適合するベルトを選んでみてください。
ベルトの形状は非常に種類が多いので
全ての時計に着けれるわけではありません。
わからなければ時計屋さんか、このブログのお問い合わせフォームから
「このベルトにDバックル着け替えられるか」
聞いてみてください。
中には尾錠が外せなかったり、
バネ棒外しという特殊な工具が必要な場合もあります。
これがあると、
革ベルトの交換は持ちろん
メタルバンドの時計を革ベルトに付け替えることもできるようになります。
時計をこだわりたい方なら持っていて損はないです。
値段はピンキリで、100円のものから5~6000円するものまでありますが
折角買うのであれば
ベルジョンというブランドの
バネ棒外しがお勧めです。
[ベルジョン] BERGEON 時計 ベルト交換工具 バネ棒外し(細)(太) BE6767-F BE6767-S 正規輸入品 細(F)
時計の修理士の中では
王道中の王道のブランドですから
ほぼ間違いないです。
これらこそ、
知らなきゃ買わない代物ですので
まさしくBite the Caneですね。
この記事を読んで
「へぇーこんなものあるんだー。」
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