お疲れ様です。
「電子書籍と紙の本の使い分けの線引き」
んついて自分なりに答えを出したいと
思う今日この頃の佐藤です。
そんなことより、
amazonのKindle(キンドル)って
いつの間に防水機能つきました?!
IPX8の防水と言われてもピンッと来ないので
調べてみました!
早速表題の件ですが
IPXと生活防水、100m防水だとか20気圧だとか
防水関係の単位と言葉がいろいろありますよね。
単位については大きく分けて2つ!
・IP系
・気圧による防水性
この2つと
・防水
・撥水
・耐水
この3つの違いについても
まとめておきます。
防水に関する単位2種
IP系
2003年に国際電気標準会議で定められた
電子機器の保護性能を表します。
これが便利な基準で
防水性を表すと同時に
防塵性能もあらわします。
防塵とは、砂利などの固形物が
電子機器の中身に入らないようにすることです。
防塵性能は0~6の7等級
防水性能は0~8の9等級で
分類されています。
IP[防塵性能等級][防水性能等級]
とあらわされ
IP68ならば
防塵性能が6級、防水性能が8級という意味になります。
[外来固形物に対する保護等級]
※いわゆる防塵性能
0級:特に保護がされていない
1級:直径50mm以上の固形物が中に入らない
2級:直径12.5mm以上の固形物が中に入らない
3級:直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
4級:直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
5級:有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
6級:粉塵が中に入らない(耐塵形)
[水の侵入に対する保護等級]
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅰ形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅱ形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
(参考:wikipedia 電気機械器具の外郭による保護等級より)
以上のように固形物、液体の侵入を規定するのがIP系です。
ちなみに、IPとはInternational Protectionの略です。
例えばIPX8だと
とくに防水性能の説明をするときに用いられやすく
Xは防塵性能の説明を省略しているにすぎない。
無保護とは意味が異なります。飽くまで省略です。
厳密にいうと、防水性能IPX0からIPX7までは
試験方法がまで決められています。
IPX8の試験方法は決められておらず、
IPX7より厳しい試験条件という規定があるだけなので
各社防水性能は異なります。
第10世代のキンドルによると
水深2mの真水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されています
とのこと。これをより厳密に読むと
お湯に漬けても大丈夫かどうかはわからないです。
IPX7で一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
という規定があるので、それ以上の防水性能があるので
湯船に落としてしまってもすぐ取り出せば大丈夫なのでしょう。
気圧による防水性
この気圧による防水性は腕時計に用いられることが多いです。
端的に説明すると
10気圧防水=10atm=10bar=330ft=100m
この4つの表記はほぼ同じ意味です。
気圧による防水性は耐えられる水圧、気圧で防水性を測っているので
IPX2やIPX3のように角度が関係ないのです。
水中だと四方八方どころか、全方向から水圧がかかるからです。
それぞれの単位はatmはatmosphereの略で気圧を表します。
barはバールと読み、圧力を表します。パスカルと同じです。
ftはfeetの略でアメリカ由来のヤード・ポンド法による長さの単位。
mはご存知メートルのこと。ftと同じで長さを表します。
ちなみに1feet=0.3048m=30.48cmのこと。
この場合水深をメートルで表すことで
間接的に気圧(水圧)を言い換えています。
水深100mまでは泳げるわけではなく、
水深100m地点でかかる水圧程度は耐えうるという意味です。
この、気圧による防水性はだいたい5種類あります。
3気圧防水
=3atm=3bar=100ft=30m=生活防水
日常生活で手を洗ったり、汗や雨の水滴程度に耐えうる防水性
5気圧防水
=5atm=5bar=165ft=生活強化防水
字のごとく、生活防水よりはつよく、
食器洗いなどの水仕事程度は耐えられるが
まるごと水に浸かると浸水してしまいます。
10気圧防水
=10atm=10bar=330ft=100m
シャワーなどの水圧と、まるごと水に浸かっても問題ないですが
泳いだり、飛び込みなど水に対して勢いがある場合は
水没の恐れがあります。
飽くまで圧に関する規定なので
お風呂などの湯気や温水に関しては別問題です。
20気圧防水
=20atm=20bar=330ft=200m
水泳、競泳で用いることができる防水性。
飛び込んだり、強く水面に打ち付けたりすると
一時的に水圧が上がり、浸水する恐れがあります。
この20気圧防水はダイバーズウォッチと名乗るのに必要な防水性能で
静かに水に浸かる程度は耐えられると思ってください。
30気圧防水
=30atm=30bar=1000ft=300m
最近のダイバーズウォッチに多い防水性能です。
専門的なダイバーズウォッチに使うことができる防水性能です。
日ごろから30気圧の防水性を保つには定期的にメーカーで
メンテナンスしてもらう必要があるともいわれています。
このほかにも1000メートル防水(100気圧)の時計なんかも
シチズンから発売されていたりしますが
日常生活からしたらオーバースペックこの上ないですよね。
いかがでしたでしょうか。
IP系と気圧による防水性は
まったくもって概念がちがうので互換性がありません。
ざっくりと防水性とひと括りにされそうですが
IP系は規格であり単位ではありません。
逆に、気圧による防水性は単位であり、測り方なのでどんな数値でもいいんです。
たまに150m防水なんていう中途半端なものもありますからね。
この場合15気圧とはあまり呼ばないですね。
この記事を読んで
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