お疲れ様です。
この前投稿した、防水性に関する記事を見た友人に
「おまえって、本当にそういう細かいこと好きだよな。めんどくさくない?」
っていわれました。
確かに自分でも
「厳密にいえば違う。」って節をよく使うので
オタク気質というか、真面目というか
おそらく、線引きするのが好きなんでしょうね。
って自己分析する今日この頃の佐藤です。
早速表題の件ですが
冒頭にも述べたように
簡単に説明やわかりやすく説明するあまり
誤解や、勘違いが生じると考えています。
そのいい例が1万時間の法則。
どんな分野でも大体1万時間程度、継続して取り組めば
その分野のエキスパートになれる。
という正しく、「継続は力なり」を検証した実験です。
私が尊敬して止まない方のブログで
こんな記事があります。
「一万時間の法則」には多くの反論があります。特に興味深い反論として、法則の根拠となった実験を行ったアンダース・エリクソン教授の反論をまとめました https://t.co/E3A83kLsxZ
— Burning!備忘録 (@bot_burning) May 19, 2019
正直、このツイートを見た瞬間に
大体の予測はつきました。
この1万時間の法則の著者である
マルコム・グラッドウェル氏自身が否定しているのが
面白いところですよね。
著者自身が否定する理由とは
「やみくもにⅠ万時間の練習に没頭すればだれでも天才になれる」
といった内容で独り歩きし始めたから否定しているとのこと。
ただ漠然と行われる質の低い一般的な練習であるならば
1万時間の法則の効果は発揮されないという。
著者のいう1万時間の過ごし方とは
常に現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦し続け
具体的な目標を持ち
全神経を集中し、意識的に活動に取り組む。
定期的なフィードバックを得て、修正を行う。
これらを満たすように1万時間を経ることで
エキスパートになれるという。
要約の要約がつづけば
先ほどの私が書いた練習についての要約でさえ
jmatsuzakiの記事と少し違った解釈ができてしまう。
間違いなく私よりも文章力がある方なので
私が原文を読んで要約するよりも
的を得た文章になっているだろう。
私の要約には1番目のカリキュラムについての言及と
3番目の技能をいくつかの側面に分けることが抜けている。
この文章の違いから考えられることは
jmatsuzakiさんと私で重要だと思う部分が異なることも
考えられる。原本を読んで要約しても
違う文章になることも十分に考えられる。
ここで勘違いしないでほしいことは
私はjmatsuzakiを否定するつもりは一切ないことである。
むしろjmatsuzakiさんを尊敬している。
ここで厳密に言いたいことは
要約を要約すると必要な情報でも
省かざるを得ない、いわば消去法的に
言葉を省く必要が生まれます。
その結果、「やみくもに1万時間の練習に没頭すれば
誰でも天才になれる」といった独り歩きが
生まれたと考えています。
これを読んだあなたもこれからは
じつは、この意見は
以前に書いていた記事のまとめに近しいんです。
少し話は変わりますが、サラリーマンをしていて思ったことは
対処すべき問題に対して
好きか嫌いか、前例があるか否かは重要ではなく
正しいか否かが大切だと考えます。
文章に対しても
短かくわかりやすいか、読みやすい文章か
という以前に
正しいか否かは問われるべきだと考えます。
要約によって削られる情報が
どれほどの価値があるか。
もちろん、無価値であるなら省いて問題ないですが
必要な仮定や定義はしっかりと理解するべきでしょう。
重要かどうかは対処する問題にもよるし
要約する人の感覚にも依るでしょう。
完璧で、どんな状態でも対応できる理論は存在しなくて
仮定と前提があってこそ理論が成り立つことと
学問の成り立ちを理解すると
世界の見方が変わります。
これだから哲学っておもしろい。
なんていう話に飛躍するので
今日はこの辺で締めたいと思います。
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「へぇーこんな考えもあるんだー。」
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