台風の名前は140個を使いまわしているだけ！意外と知らない台風の雑学

お疲れ様です。

はい、本当に疲れました。

そろそろ真剣にまっさらな休日が欲しい。

台風で仕事休みになってくれんかな。

さて早速表題の件ですが

台風の名前一覧

意外と知られていないのですが

台風の名前は140個のリストから

使いまわしているだけなんです。

だから今夜の台風10号は43番目の名前クローサなので

台風11号は44番目のバイルーなんです。

ではまずは一覧をどうぞ。

(参考：気象庁HP)

なかなか長い。

なぜ140なのかもよくわからない。

この140個の台風の名前は台風委員会が定め、

北西太平洋、南シナ海で発生する台風だけに採用されます。

台風委員会とは

台風委員会は1968年にアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)と

世界気象機関(WMO)が共同で設立した国際機関です。

本部はフィリピンのマニラにあります。

加盟国

成立当初からの加盟国は

・中国
・香港
・日本
・ラオス
・フィリピン
・韓国
・タイ

以上の7か国。
その後

・カンボジア(1972年)
・マレーシア(1976年)
・ベトナム(1979年)
・マカオ(1993年)
・北朝鮮(1993年)
・シンガポール(1997年)
・アメリカ合衆国(1998年)

以上7か国がそれぞれ参加し始めました。

命名について

先に一覧が使われるようになったのは

2000年(平成12年)なんです。

意外と歴史が浅い。

それまでは竜巻と同じで

アメリカ合衆国が英語の女性の名前で名付けていました。

2000年以降はアジア名で名付けられるようになりました。

台風の定義

そもそも台風ってなんなの？
たまに熱帯低気圧になったりするけど。

って思いますよね。

北西太平洋上にある熱帯低気圧のうち

低気圧域内の最大風速が秒速17メートルのものを台風とします。

宇宙から見た台風は反時計回りに渦巻いています。

超大型の台風は秒速15メートルの強風域が半径800km以上のものを呼びます。

面白い例外

140個以外の名前

台風の定義は北西太平洋で発生した熱帯低気圧ではなく、

北西大西洋に存在する台風である理由が興味深い。

北西太平洋以外(東経180度以東)で発生し熱帯低気圧が

台風が台風委員会の領域内で台風に発達した場合は

台風に発達するまでの熱帯低気圧が発生した領域が担当する

気象機関が名付けるようになっています。

つまり台風委員会の領域外で発生した台風が

台風委員会の領域を通過しても

さきほどの140個の名前は適用されないわけです。

「この前台風来たやん。」ってなっても

発生した場所によっては英語名だったりするわけです。

141個目の名前？

甚大な災害をもたらした台風などは

今後、その台風の名前を使用しないように変更されることがあります。

そういった台風の名前は引退扱いをうけ、

毎年1～3月に開催される台風委員会の会議で制定される。

ほかにも宗教上の問題や

アルファベット表記の変更によるつづりの変更や

地域の代表性がないといった理由で名前が変わることもある。

wikipedia の台風のページを見てみると

結構楽しい。

ちなみに、友達が台風6号ナーリーのときに

面白い企画やってたので

ぜひ見てみてください！

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