お疲れ様です。
久しぶりの経済学講義の記事です。
大変長らくお待たせしました。
かの有名なIS-LMの導入です。
IS-LM分析とは
第7回から10回までに行った財市場分析と
第11回から15回までに行った貨幣市場分析の合わせ技です。
国民所得と利子の組み合わせについて考えていきます。
ざっくりと2つの市場について復習しましょう。
貨幣市場は少し想像しにくい部分もおおいので
論理で覚えていくしかないのも否めません。
IS-LMを理解するには、貨幣市場の理解がめちゃくちゃ重要です。
IS曲線は利子と投資量の関数、投資曲線を財市場分析の国民所得と紐付けします。
LM曲線は利子と貨幣需要の関係性を貨幣供給量と結びつけます。
利子は貨幣のレンタル価格、つまりお金を借りたいときの返済額が高いので
利子が高いほど借りたい人が減ってくる。
財の需要曲線と同じ関係性があるとでも初めに言っておきます。
動画を見ながら、「?!」てなったらこの文章を読み直してみてください!
Let’s Learn!
Part1
Part2
Part3
Part4
Part5
Part6
いかがでしたでしょうか!
・IS曲線は右下がり
利子率が下がれば、投資量が増え、国民所得が増えるから。
・深刻な不況時は、IS曲線は垂直
利子が下がっても投資は増えないから(投資が利子に非弾力的)
・LM曲線は右上がり
国民所得が増えると、取引が増えるからお金が必要になる。
↓
お金が必要になると、借りる人が増える(貨幣の超過需要の状態)
↓
お金を借りたい人が増えると、高い利子でも借りる人はいる。
↓
利子が高いと、借りられない人もでてくるため、
借りたい人の需要と貸す人の貨幣供給が均衡する。
・最低の利子率を境に、LM曲線は水平になる
流動性の罠によるもの。特殊な式ではない限り出題されない。
IS曲線はわかりやすいんです。
問題はLM曲線。
利子率と貨幣需要の関係については債券需要と債券価格の仕組みと、
債券と貨幣の関係性が大変重要になってきます。
この関係性については第13回 利子率の決定を復習してみてください。
タイトルでも書いてますが、
ひと先ず、ざっくりわかればいいです。
構造を理解しきらなくても
IS曲線は右下がり、LM曲線は右上がり
だけでも覚えれば計算問題は解けます。
選択問題や、供述問題は仕組みがわかっていないとわからないので
もう一度貨幣市場の分析を復習してみるといいですね!
この講義動画はテキストなしでも十分理解できるほど丁寧な内容になっています。
動画を見て理解してるか不安な場合は
こちらが石川先生が手に持っているテキストですので
用意して、カリキュラムに挑むのもいいですね!
この記事を読んで
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